世界中に感染の拡大見られています。

セルビアでは3月6日、ジャマイカでも3月10日に初の患者が確認されました。

そこで、今日3月12日にセルビア人とジャマイカ人に新型肺炎の話を聞いてみました。

世界同時に封じ込めをしないとCOVID-19は倒せないわけですが、それは現実的には難しいのでは無いかという気がしています。

新型コロナウイルスを共生するというのが現実的な話なのかも知れません。
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セルビアの状況

Sebia人へのインタビュー結果
  • 現在17人の感染者が見つかり、1名は危険な状態
  • 物品の買い占めが起きている。
  • セルビアではバスの中等でもマスクをしている人も僅かで、学校も普通に運営されており、COVID-19への備えは特になされていない。
  • セルビア政府は数ヶ月前から準備が出来たはずだが、結局無為無策のまま感染が始まってしまった。
  • 新型肺炎による入院患者のイタリア人が、イタリアの病院から逃亡してバスに乗り、クロアチアとセルビアの国境まで逃げた事例があった。
  • 病気を止めるのはほとんど無理に思えるので、将来的には病気を受け入れるしかないのではないか。


ジャマイカの状況

Reuterの記事より

Jamaica人へのインタビュー結果
  • 初の感染者が確認され、買いだめが起きている。
  • マスクは元々1枚あたり34 Jamican Dollars (25 US cents/26円)ほどだったが、現在では300 Jmaican dollars (2US dollars/232円 )まで値上がりしてしまった。
  • 消毒薬も売り切れたので、人々は、過酸化水素水(hydrogen peroxide)に酢( vinegar)を混ぜて消毒(sanitize)している。混合比率を間違えると危ない。

結論

  • COVID-19の感染力に鑑みると、感染拡大を止めるには全世界で同時に対策を取る必要があるが、それは殆ど無理に思えます。

    (理由1)病院から逃亡したイタリア人の事例(上記セルビア人の話)のように無責任な人達は一定程度存在します。(私の知っている事例でも、航空機チケットが安くなった等と言って喜んで旅行している人がいるし、ダイヤモンド・プリンセスに乗船していた人物が居酒屋やジムに行ってしまいました)

    (理由2)セルビアの事例のように、国によって対応状況・危機感に温度差があります。

    (理由3)オーストラリア等南半球でも感染が見られることから、暖かくなっても感染が収束するか不明です。

  • 将来的にワクチンが開発される等するまでは、新型コロナウイルスと共に暮らすという現実を受け入れるしかないのかも知れないですね。
  • 来年には、新型肺炎に人々が慣れてしまい、普通の風邪の一種として捉えられている可能性もあるように思えます。






では皆さんにも引き続き良いことがありますように!

世の中が再び落ち付いた雰囲気を取り戻すことを願っています。



(話の続きはこちら↓↓↓)
https://thetanaka.com/why-new-corona-may-last/